TCCCAニュースレター vol.12 2021年8月26日発行

長い夏休みも終わり、厳しい暑さも日に日に和らぎ、過ごしやすくなる季節となっていきますね。先日当センターが開催し、今号、開催レポートもご案内している「夏休み!自由研究 こども自然エネルギー研究所」。急遽、オンライン形式となってしまいましたが、子どもたちのエコについて学ぶモニター越しの真剣なまなざしに、次世代を生きる子どもたちの「学びたい気持ち」を応援したいと強く感じました。

これからも様々なイベントや講座を通して、エコや環境問題を学べる場をみなさんに提供できたらと考えています!



◆CONTENTS◆-------------------------------------------------------------


|1|インフォメーション


[主催・共催・協働事業]

No.1 【締切間近!「こどもゼロカーボンチャレンジ」】

No.2 【「とっとりゼロカーボンキャンペーン」続々とチャレンジ追加!】

No.3 【「脱炭素チャレンジカップ2022」エントリー募集】


[他団体事業]

No.1 【公開取材「あり方検討会・再エネTFを総括する」|新建ハウジング】

No.2 【グリーン連合オンライン勉強会~第6次エネルギー基本計画案の問題点】

No.3 【第六次エネルギー基本計画案の課題 ~政府案は気候危機を回避する持続可能なエネルギー政策か?~|オンラインイベント】


|2|レポート

No.1 【「目指せ!自然エネルギー博士」夏休み!自由研究 こども自然エネルギー研究所|開催レポート】



|3|トピック《気候変動(地球温暖化)関連情報》

(1)地域・県・国内の動き

No.1 【IPCC第6次報告書第一作業部会の内容について、新聞各紙の解説】

No.2 【パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(案)が公表】

No.3 【「人気テーマランキング」で「脱炭素」が7位にランク、25年度から新築住宅の省エネ基準適合義務化へ|みんかぶと株探】

No.4 【バイオマス発電は大丈夫?エネルギー基本計画の素案を読む】

No.5 【チラシのデザインを新しくしました | 再エネ100宣言 RE Action】

No.6 【「脱炭素社会を問う」求められる気候正義の視点とは?気鋭の経済思想家と温暖化研究の第一人者が徹底討論 | 47NEWS】

No.7 【「連載第1回 知識ゼロからの環境・再エネ入門 日本が世界から無視される!?国内の再生エネルギー現状」|マイナビニュース】


(2)世界の動き

No.1 【グリーンランド山頂に観測史上初の降雨氷床融解に拍車】



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|1|インフォメーション


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[主催・共催・協働事業]


No.1 【締切間近!「こどもゼロカーボンチャレンジ」】


県内全小学校の児童のみなさんに、家族でCO₂削減にチャレンジしていただくリーフレットを配布しています。夏休み中に家庭でできるCO₂削減に取り組んだ結果を、郵送もしくはWEBフォームにて報告ください。 2050年のゼロカーボンに向けたアイデアなどの提出で、取り組み状況に応じて「個人賞」「学校賞」などの表彰を実施。また、応募者全員に参加賞もあります。応募締め切りは9月10日(必着)まで。夏休み中に親子で取り組んだ成果をお知らせください!


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No.2 【「とっとりゼロカーボンキャンペーン」続々とチャレンジ追加!】


とっとりゼロカーボンキャンペーンは、こどもゼロカーボンチャレンジの他にも、「省エネ実践チャレンジ」「クールシェアスポットSNSフォトチャレンジ」「お盆特別チャレンジ」などを実施。様々なエコチャレンジに挑戦することで、抽選でプレゼントが当たります!

「ゼロカーボン」への理解を深め、一人ひとりができることを楽しみながら取り組みましょう。


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No.3 【「脱炭素チャレンジカップ2022」エントリー募集​​】


全国各地の学校・家庭・有志・企業などのみなさんが取り組んでいる地球温暖化防止活動の輪を拡げ、脱炭素な社会・街づくりの構築を目的として開催される「脱炭素チャレンジカップ2022」。第3回目となる今年度から「アイデア賞」を新設し、個人での応募も可能となりました。開催は2023年2月15日(火)。応募締切りは、団体でのエントリーは10月10日(日)、アイデア賞(団体、個人)のエントリーは11月30日(火)までとなります。

脱炭素な未来へと、よりよく変えていく創意あふれるアイデアをお待ちしています!


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[他団体事業]


No.1 【公開取材「あり方検討会・再エネTFを総括する」|新建ハウジング】


温暖化対策の切り札であるだけでなく、健康や資産を守る個人としても社会としても持続可能性を保証する建物の断熱化について、国の検討会のとりまとめが実施されました。 そのプロセスで、新建ハウジングで公開取材を続けてきた「脱炭素住宅あり方検討会」「再エネTF」を総括。8月20日にライブ配信されました。

中期的には2030年、長期的には2050年を見据えて、バックキャスティングの考え方により、脱炭素社会の実現に向けた住宅・建築物におけるハード・ソフト両面の取組と施策の立案の方向性を委員や有識者が議論。今後の住宅施策や住宅業界がどう対応すべきかを探ります。


…ライブ配信の動画はコチラ



No.2 【グリーン連合オンライン勉強会~第6次エネルギー基本計画案の問題点】


日本政府が2050年カーボンニュートラルを宣言し、2030年温室効果ガス46%削減(2013年比)を目指す中、3年に一度改正される国の第6次エネルギー基本計画の案が示されました。しかし、その内容には本質的な気候変動対策や再生可能エネルギーの主力電源化に向けて、石炭火力や原発への依存など多くの問題があります。8月21日(土)、この新たなエネルギー基本計画案の内容を共有し、その問題点について議論し合う勉強会が開催されました。


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No.3 【第六次エネルギー基本計画案の課題 ~政府案は気候危機を回避する持続可能なエネルギー政策か?~|オンラインイベント】


次期エネルギー基本計画の改定を審議してきた経済産業省の審議会・基本政策分科会でその素案がまとめられました。その内容はどんな内容なのか、そしてどんな課題があるのか。高橋洋さん(都留文科大学)が登壇され8月20(金)オンラインイベントが開催されました。気候変動を回避するための、そして未来に持続可能な社会を残していけるかどうかはエネルギー政策の在り方に左右されるといっても過言ではありません。


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│2│レポート


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No.1 【「目指せ!自然エネルギー博士」夏休み!自由研究 こども自然エネルギー研究所|開催レポート】


「自然エネルギーの博士になってほしい!」「温暖化対策や自然エネルギーに興味を持ってもらうきっかけになれば」という思いで、夏休み!自由研究 こども自然エネルギー研究所を開催。急遽オンライン形式での開催となりましたが、14名の小学生が参加し90分という長時間、最後まで前のめりに話を聞いてくれた当日の様子をレポートしました。

これから地球温暖化対策を無視することはできない時代に生きていく子どもたち。保護者のみなさん、大人のみなさんと一緒にお家でできる地球温暖化対策を考えてみるきっかけになったのではないでしょうか。


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│3│トピック《気候変動(地球温暖化)関連情報》


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(1)地域・県・国内の動き


No.1 【IPCC第6次報告書第一作業部会の内容について、新聞各紙の解説】


IPCCの参加各国を代表する科学者が、1万4000本を超える論文を分析し、9日、公表された国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次報告書。

「切迫する温暖化のリスクを世界につきつけた。」「気候危機への対応は時間切れの瀬戸際にある。」など、その内容について、新聞各紙が解説しています。


「影響は数千年、人類へ「厳戒警報」 IPCC報告を読む」朝日新聞

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「社説 地球温暖化の報告書 国際協力を深める契機に」毎日新聞

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「気温1.5度上昇、リスク切迫 IPCC「50年排出ゼロ必須」」日本経済新聞

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No.2 【パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(案)が公表】


経済産業省は18日、気候変動対策に関する審議会を開催し、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」案を公表。

環境省と経産省の合同有識者会議で戦略案を示し、有識者からなる委員の意見をとりまとめました。今年度もとっとりエコサポーターズ養成講座で講師をお願いしている江守正多さんも委員として参加されています。今回の意見を受け、パブリックコメントの手続きの準備に入り、政府内での議論も踏まえ、閣議決定を目指します。


経済産業省(戦略案、委員資料、動画あり)

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「政府、脱炭素へ長期ビジョン 経済と環境の好循環など6項目提示」読売新聞(ヤフーニュース)

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「脱炭素へ業態転換後押し 政府、50年排出ゼロ戦略案」日本経済新聞

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No.3 【「人気テーマランキング」で「脱炭素」が7位にランク、25年度から新築住宅の省エネ基準適合義務化へ|みんかぶと株探】


みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、7位となった「脱炭素」。

政府は温室効果ガスの排出量を2050年に実質ゼロにする目標に向け、住宅分野での取り組みを強化します。国土交通省、経済産業省、環境省は10日、脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会を開き、戸建てやマンションなど新築住宅は25年度から断熱材の活用などで省エネ基準を満たすよう義務付けるなどとした工程表を示しました。今後、関連銘柄にも注目が集まっています。


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No.4 【バイオマス発電は大丈夫?エネルギー基本計画の素案を読む】


再生可能エネルギーの一つとして導入が進められてきたバイオマス発電ですが、需要の急増にともなって、天然林が伐採、生物多様性が破壊されています。貴重な温室効果ガス吸収源である地球規模の森林を生育よりも早いスピードでエネルギー源として燃やしてしまうことにも繋がっているのが木質バイオマス発電でもあるようです。

鳥取県の電気における再エネ割合(≒自給率)は約38%でそのうち一番多いのが木質バイオマス発電。このことからもこのトピックは私たちの課題でもあります。


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No.5 【チラシのデザインを新しくしました | 再エネ100宣言 RE Action】


鳥取県もアンバサダーを務める「再エネ100宣言RE Action」がチラシを新しくしました。

企業、自治体、教育機関、医療機関等の団体が使用電力を100%再生可能エネルギーに 転換する意思と行動を示し、再エネ100%利用を促進する新たな枠組み「再エネ100宣言 RE Action」。環境への意識の高い企業を中心に、サプライヤーに対して脱炭素経営への移行を求める傾向が強まりつつある昨今、参加により、企業の競争力確保・強化が期待できます。チラシは誰でもダウンロードできるとのこと、ぜひご活用ください。


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No.6 【「脱炭素社会を問う」求められる気候正義の視点とは?気鋭の経済思想家と温暖化研究の第一人者が徹底討論 | 47NEWS】


果たして日本で脱炭素社会は実現できるのか、実現に求められるものは何か―。経済成長の限界や環境破壊を招いた資本主義が抱える問題を論じた著書「人新世の『資本論』」がベストセラーになった気鋭の経済思想家、斎藤幸平さん(大阪市大准教授)と、地球温暖化研究の第一人者で第6次評価報告書の執筆者、江守正多さん(国立環境研究所)が徹底討論。大変読み応えのある記事です。


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 No.7 【「連載第1回 知識ゼロからの環境・再エネ入門 日本が世界から無視される!? 国内の再生エネルギー現状」|マイナビニュース】


環境意識の高まりを受ける中、『再生可能エネルギーをもっと知ろう』という3冊の本が目を引いています。(当センターにもございます。興味のある方はご連絡ください。)この本の監修者で再エネ研究の第一人者、また当センターの講座に登壇いただいた安田陽特任教授(京都大学大学院)のインタビュー記事。「脱炭素社会」について、世界の取り組みと日本の現状など詳しくお話しされています。


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(2)世界の動き

No.1 【グリーンランド山頂に観測史上初の降雨氷床融解に拍車】


標高3000メートルを超すグリーンランドの山頂で、14日に降雨を観測。雪ではなく雨が降ったのは、観測史上初めてのことです。

米国立雪氷データセンターの研究員テッド・スカンボス氏はCNNに対し、この現象はグリーンランドの温暖化が急速に進んでいる証しだと述べ、「これは単純に気候パターンが変動する中で10年か20年温かさが続くといった現象ではない」「前代未聞だ」と指摘。全世界で経験したことのない気象現象が多発しています。


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【編集後記】


最後までお読みいただきありがとうございました。


今年のお盆は、全国各地で大雨が続き、みなさんお墓参りにも苦労されたのではないでしょうか。

私もお墓参りのため祖母の家に行ったのですが、昔ながらの生活にはエコに繋がる知恵がたくさんあるなぁとあらためて感じました。祖母は、暑い日には打ち水をし、袋や包装紙の変わりに風呂敷、掃除機は無く掃除は未だにほうき。物持ちも良く、修繕しながら昔のものを今でも大切に使っています。祖母宅で過ごした小さかった頃を思いおこすと、不便を不便と思わず楽しかった思い出ばかり。エアコンも無く夏は兄弟で扇風機を取り合い、冬は一つの部屋に集まり掘りコタツで暖をとっていました。今思うとこの生活は、ゴミ削減やCO₂排出削減に自然と結びついていたのですね。

暮らしの中からエコを考えるー現代は暑さ寒さも違い、便利なものもたくさんありますが…昔の暮らしぶりを知ることで、現代社会の不必要な部分を感じることができ、それはエコの学びにつながるのではないでしょうか。

(よねむら)