創発型責任経営でSDGsに挑戦するシンポジウム

2019年11月29日に公立鳥取環境大学にて創発型責任経営でSDGsに挑戦するシンポジウムが開催されました。新しい論理である「創発型責任経営」にもとづく社会的課題への解決についてお話がありました。さらに、SDGsで示されている社会的課題を解決する取り組みを行っている企業、団体、学生からの報告があり、これらの事例を通じてどのようにしてSDGsに取り組むべきか議論が行われました。

 公立鳥取環境大学経営学部准教授中尾氏による講演では「課題SDGsと企業経営」という演題でお話がありました。売り上げ規模が大きい企業は多大な経済力持っているため、民間の企業の活動や投資を多く受けています。それをイノベーションすることは生産性及び包括的な経済成長と雇用創出を生み出していくうえで重要な取り組みであると説明していただきました。成功事例として大江ノ郷の生産方式である高級の少量ブランド卵の開発・生産を行いました。また牧場スイーツとして自社で加工するようにしています。このようにカフェレストラン事業を添加することで10年前は観光客0が今では年間30万人が訪れるようになったことを事例として挙げられていました。

 神戸大学副学長國部氏による講演では「創発型責任経営でSDGsに挑戦する」という演題でお話がありました。全世界共通の目標であるSDGsの17の目標の確立は公的ではなく民間を巻き組むものとしてあります。具体的な目標達成を持ち進捗管理を行いやすいようになっています。しかし現在はSDGs現象の矛盾が生じています。政府自治体でのSDGsプロジェクトの目白押しや企業・大学でのSDGs活動の展開が行われ盛り上がるなか、一方で学生や一般市民の関心は高まらず、浸透していない状況です。SDGsの意義は、個々の社会問題への潜在的な関心を顕在化させ、社会課題への解決に向けた取り組みが行われるようになることです。現在のような世界的な動きを加速させるトップダウン的な取り組みだけではSDGsの目標は達成されません。個々の関心が組織的活動を通じて、社会的課題に結び付けるためには創発型責任経営が必要の可能性があると説明していました。

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