【報告】ZOOMで初のエコ端会議開催


 4月17日10時30分から、エコ端会議をZoomを使ってオンラインで開催しました。今回はセンターの職員を含め5名が参加しました。コロナウィルス感染拡大予防のための3密を避けた初のウェブ会議です。

 参加する方から話題を募り、そのプレゼンテーションをもとに意見交換という形で行いました。

 また、3月末に縮小開催したアドバイザー研修会「SDGsに向けての環境教育」の伝達講習も兼ねました。


 まず、米子から参加した推進員さんから、手作りのマスクについてお話を伺いました。新型コロナウイルスの影響でマスク不足になった際、自分でマスクを作ろうと思い立たれたそうです。しかし、マスク用のダブルガーゼも品薄になっていることを知り、タンスの中で眠っていた浴衣の生地や、ストッキングを利用して作ることを思いついたそうです。


 新型コロナウイルスの影響が日に日に増している昨今の状況です。モノが手に入りにくかったり外出の自粛が続く現状から、できることで状況を打開する姿勢にさすがエコサポーターさんだと感じました。私も参考にしようと思いました。

 コロナ禍が収まった後でも、このようにモノを無駄にしない暮らし方に努めることで脱炭素社会に近づくと考えます。


 次に、環境大学2年で鳥の研究をしているインターンシップ生の私が、野鳥への気候変動の影響について話しました。

 最近発表された事例を中心に、温暖化で渡り鳥に起こっている「からだが小さくなっている」などの変化や、どんな因果関係でそういった変化が現れているのかといったことを紹介しました。特に、渡り鳥の生態についてのクイズや調査については、なかなか普段聞くことのない内容で新鮮だったのではないでしょうか。コロナで外出の自粛が呼びかけられている今こそ、野鳥に限らず、普段何気なく見かけている身近な自然に目を向けてみる絶好のチャンスなのかもしれません。


 最後に、同じく環境大学の4年生より、「ミステリー」という学習手法についてのプレゼンがありました。ミステリーの概要や特徴、実際に体験してみた感想や作り方などの説明後、鳥取県版のミステリーの作成に参加者の皆で取り組みました報告をしました。鳥取での気候変動などについて意見交換でき、有意義な時間になったと思います。

 ミステリーは、地球温暖化という因果関係が複雑で、地学的総合的なリテラシーが必要とされる課題に取り組むために必要とされる「システム思考」をはぐくむのに適したプログラムということでした。決まった答えを探す今までの思考方法ではなかなか解決できない課題が山積の現代には重要と考えます。

 環境教育の入り口にも応用しやすい学習手法なので、鳥取県版を作ったり、その手法そのものさらなる普及にも努めながら、今後の温暖化防止活動に活かすことが必要です。


 今回、オンラインでのエコ端会議の開催は初めての試みでしたが、参加者の皆さんはZoomの利用について問題はなかったようです。実際に集まってカフェなどを利用するわけではないので参加費がかからないことや、遠方の方でも参加しやすいことは、オンラインで行うメリットと言えるでしょう。パソコンの画面を共有できるので、各自で用意した資料などをプロジェクター無しで皆で見ることができ、普段の会議や講演会よりもむしろ資料の内容に集中できる点で優れているとも感じます。

 今後もこういった形での開催を考えていますが、デメリットもあります。

 Zoom以外にもWeb会議ができるツールは色々ありますが、参加者の方にそれらを利用できるPCやタブレットなどの端末と、インターネット環境を各自で用意していただかなければなりません。また、セキュリティの面でもできる限りの対策は行いますが、自己責任での参加となるため、参加に多少の制約ができてしまうのは現状としてあります。

 今後の課題としては以下のようなことが挙げられます。

 参加者個人の課題

  1. 端末とインターネット環境を準備できるかどうか。

  2. Web会議ツールの利用で考えられる安全性などのリスクを理解し、自己責任での参加にご理解いただけるか。

 Web会議ツールの課題

  1. 十分なセキュリティ対策がとれるか。

  2. 発覚した問題点に早急に対処できるか。

 Zoomは最近利用者が急増しているそうです。それに伴い安全性などの問題点も次々と解決されているところだと思いますが、その他のツールについても検討しつつ、参加を考えられる皆様にもこれらの課題に対応して頂ければ、今後も開催を続けられます。ご理解・ご協力の程をよろしくお願いします。


 新型コロナウイルスで世界中の人々の生活や経済活動など、あらゆる方面で変化が起こっています。日常生活で大変な思いをされている方も少なくないでしょう。一方で、今回の事態でテレワークや学校の遠隔授業など、活動のリモート化は確実に進んでいます。それに伴い、例えば通勤通学で消費されていたガソリンなどの化石燃料の減少のように、脱炭素社会にも近づきつつあります。地球温暖化対策の観点では、CO₂排出量を必要最低限に抑える取り組みをコロナが終息してからも続けることが大切です。「withコロナだけでなくafterコロナも省エネ」を意識して、まずは今できることをすこしずつしていきましょう。

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